「沖縄いのちの電話」は、希望を見出していけるように支援する電話相談ボランティア団体です。
人生の危機に立ち、孤独や不安にさいなまれ、生きる希望や気力を失いつつある人々からかかって来た電話に対して、相談員が傾聴し、受容・共感的に対応することでその人々が再び生きる希望を見出していけるように支援する電話相談ボランティアを行っています。
その活動は、1953年にイギリスで始まり、一人ひとりの「命」を大切にする市民運動として、ヨーロッパをはじめ、オーストラリア・アメリカ・カナダ・日本など40ヶ国以上の都市に広がり、国際緊急電話援助連盟(本部ジュネーブ)も設立されています。
日本では、「日本いのちの電話連盟」に加盟する約50のセンターで電話相談員が活動しています。1971年の東京いのちの電話開局から4番目のセンターとして、沖縄いのちの電話は1976年に開局されました。この活動は、特定の思想・宗教に拘束されない相互援助の善意の人々の活動として広がっています。
2023年度のカウンセリング公開講座のお申込みを受け付けております。
1月 社会福祉法人・琉球キリスト教奉仕団が「沖縄いのちの電話」開設を理事会で決定(理事長渡久山寛三)
2月 理事長に新垣良康、事務局長に古見英一氏就任
7月 第1回いのちの電話相談員講習会 第2回いのちの電話相談員講習会
11月 沖縄いのちの電話設置場所を決定
1月 沖縄いのちの電話新年会&講演会
演題:国際交流とカウンセリング 講師:ウィリアムTランドール氏
3月 第28期電話相談員養成講座
1998年度認定相談員認定証授与式
11月 かんぽ心の健康セミナー
講師:座間味宗治氏 沖縄いのちの電話支援チャリティーゴルフ大会
2月 沖縄いのちの電話自殺予防・公開講演会
演題1:いのちの重さを伝えたい ~ニュースの現場から~
講師:武田真一氏(NHKニュースキャスター)
演題2:希死念慮への対応 ~死にたい気持ちを打ち明けられたら~
講師:田中治氏(琉球大学医学部附属病院医師)
3月 第40期電話相談員養成講座
2009年度認定相談員認定証授与式
5月 2010年度からの沖縄いのちの電話の組織体制変更に伴い、小委員会の活動や、相談員の手引書を含めた説明会を開催
6月 カウンセリング(相談員養成)講座 講師:中山勳氏(医療法人宇冨屋 玉木病院院長)
第36回日本自殺予防シンポジウム
日時:2011(平成23年)年12月17日(土)13:45~17:00
会場:沖縄コンベンションセンター 会議棟A1
主催:一般社団法人 日本いのちの電話連盟
共催:日本自殺予防学会・沖縄いのちの電話
日本自殺予防学会・沖縄いのちの電話共催
第36回日本自殺予防シンポジウム
基調講演「生きたい…という気持ちをたぐりよせる」
講師:青木 省三氏
青木 省三氏プロフィール:川崎歯科大学精神科学教室 教授 1925年広島市生まれ。
77年岡山大学医学部卒業。88年、91年英国ベスレム王立病院(青年期ユニット)、モーズレ病院、ロンドン大学精神医学研究所に留学。主な著書に「時代が締め出すこころ~精神科外来から見えること」「新訂増補思春期の心の臨床」「僕のこころを病名でよばないで」など。
2012年(平成24年)の活動概要
第43回精神保健福祉普及大会
国吉理事長がパネリストとして参加
パネリスト:国吉 守(沖縄いのちの電話理事長・善隣幼稚園園長)
場所:琉球新報ホール 日時:2012年11月7日
平成24年11/7・琉球新報ホール(那覇市泉崎)において、「第43回精神保健福祉普及大会」が開催され、沖縄いのちの電話・国吉守理事長が、公開座談会の講師の一人として参加しました。
2013年(平成25年)の活動概要
第43回精神保健福祉普及大会
国吉理事長がパネリストとして参加
パネリスト:国吉 守(沖縄いのちの電話理事長・善隣幼稚園園長)
場所:琉球新報ホール 日時:2012年11月7日
沖縄いのちの電話主催・自殺予防講習会
九州ワークショップ
基調講演:集団啓発とハイリスク者対応
~予防から介入まで~
講師:近藤 毅氏(琉球大学大学院医学研究科精神病態医学講座教授)
日時:2013(平成25年)年2月16日(土)午後1時30分 場所:沖縄県男女共同参画センター(通称「てぃるる」)
2013年2月16日(土)午後1時30分より、沖縄県男女共同参画センター(通称「てぃるる」)に於いて、沖縄いのちの電話主催による自殺予防講習会が開催されました。また、当日の2月16日(土)と、17日(日)の両日、同会場(てぃるる)にて、第14回九州地区いのちの電話相談員ワークショップ沖縄大会が開催されました。
第14回九州地区いのちの電話相談員ワークショップ ~沖縄大会~
日時:2013(平成25年)年2月16日(土)、17日(日)
場所:沖縄県男女共同参画センター(通称「てぃるる」)
第14回九州地区いのちの電話相談員ワークショップは、午前の基調講演の後、沖縄県内74名、九州地区7センターから64名の同団員の参加の元、てぃるる内の研修室や会議室で六つの分科会が開かれました。
第1分科会:
相談員の継続について
第2分科会:
認知行動療法
第3分科会:
ポジティブ心理学
第4分科会:
傾聴を学ぶ
第5分科会:
自殺実行中への介入事例
第6分科会:
頻回者への対応
2014年(平成26年)の活動概要
講師:福山 清蔵氏(日本いのちの電話連盟研修院長、立教大学名誉教授) 日時:2014年2月
2013年(平成27年)の活動概要
沖縄いのちの電話主催・自殺予防講習会 ~人はなぜ生きる~
レジリエンス(回復力)を高めよう!
講師:長田 清氏(精神科医)
場所:ぶんかテンプス館 日時:2015(平成27)年1月31日
自分が健康で元気でなければ人を援助することができません。セリグマン(アメリカ心理学会会長)は幸福の要因として「喜び」「熱中」「意義ある人生」「豊かな人間関係」を挙げています。つまり素直に多くのことを楽しみ、何かに夢中になり、意味のあることを続け、人のためにもなることをするということです。
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